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「将来有望なので」の意味

 

部長「Mさんは将来有望なので出張で来ました。」

 

 

終礼の部長の言葉を聞いて疑問に思った。ちなみにMさんは私の同期。

 

「将来有望ってなんだ?」

 

Mさんは特に大きな実績を上げているわけではない。不器用ではないけど、とりわけ器用ってことでもない。

強いて挙げるなら上司に気に入られる能力が高いということか。

 

 

「有望」の意味を考えた。すぐに答えはでた。わかっていたことだった。

 

「やる気がある」かどうか。

 

出世する気があるのか。上を目指しているのか。上司にとってやる気のない部下よりはやる気のある部下の方が良いに決まってる。

 

「管理職になるためにはなにをしたら良いですか?」

 

Mさんはこれを上司に質問したらしい。これを上司は気に入り、Mさんはいわゆる「将来有望なシャイン」になった。

 

 

 

前に稲盛和夫先生の本を読んだ時、こんな事が書いてあった。

 

仕事の能力=技術×熱意×考え方

 

技術→専門的なテクニック。仕事の内容や処理の仕方とその能力

熱意→いわゆるやる気。情熱

考え方→仕事に対する考え方。マイナスにもなる。

 

 

細かい言葉は違っているかもしれないけどだいたいこんな感じだった。

 

入社したての頃に立派な考え方、仕事の在り方なんてわかるわけでもないし、技術なんて永年働いて身につくものもある。

つまり若手社員がもっとも大事にしなければいけないのがこの「熱意」なのだ。

 

 

私も入社したときから熱意が大切なことはわかっていた。しかし、現実は甘かった。

やる気を高いレベルで維持するのは本当に難しい。明確な中長期的な目標がないといけない。

 

わたしのように「いずれ独立したい」などと考えていると会社にどっぷりと地に足をつけることを無意識のうちに恐れてしまっている。いつでも抜け出せるようにと。

そうしてやる気は削がれていくのだ。自分でも分かっているのに。

 

 

目の前のことに真っ直ぐ全力で向き合えるやつは本当にすごい。Mさんはこのタイプだ。理由なんていらないのだろう。

 

 

Mさんは私も尊敬している。しかし私には出来そうにない。

だからこそ、自分がやらなければいけないことは目標を立てること。人生設計をしっかりと立てよう。そして今の会社がわたしにとって必要な場所だと腑に落ちれば、自然とやる気になれるはずだ。